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最近、GROOVE X を立ち上げた、Pepper元開発リーダー 林要さんの著書
『トヨタとソフトバンクで鍛えた「0」から「1」を生み出す思考法 ゼロイチ』を
読んでみました!
簡単ですが、これは!と思った内容をBLOGに、まとめておきたいと思います。
ゼロイチはビジネスパーソンの「ブルーオーシャン戦略」
ゼロイチの領域は、競争相手がいないブルーオーシャンのため
誰もが目指すレッドオーシャンではなく、競争相手の少ないゼロイチならば勝てる
可用性がある領域とのこと。
「優秀ではない」と思う人こそ、ゼロイチのチャンスを求めるべき
優秀な人が沢山いる、レッドオーシャンでなく、ゼロイチのブルーオーシャンを狙う
「0」から「1」を生み出すには苦労はしますが、すぐに敵が存在しないという戦略です。
「悩む」より「やってみる」のが成功の秘訣
「とにかく、やってみる」から学びが深い、深く考えずにやってみるからこそ
いろいろな、経験をすることができるとのこと。
新しいことにチャレンジすると「勘所」を体得できるようになる
失敗が少ないという理由で、短期には社内で評価されるかも知れないが
その一方で、長期的には会社から与えられた役割を、ルーチンで回すことしかできない人材になってしまう恐れがある
何事もチャレンジ、その結果からフィードバックを受けて次にチャレンジ
このプロセスをどれだけ速く回せるかが、ゼロイチの成否を握っているそうです。
図々しい人だけがゼロイチのキャリアを手にする
深く考えすぎずに、まず手を挙げる。すぐに行動すると同様に
まずは「謙虚」に逃げ込まずに、分不相応なチャレンジをすること
人からどう思われようが、それは人が思うこと。ダメならダメと蹴ってくれればいい
誰かに迷惑をかけるわけでもないとのこと。
何度も溺れそうになって、必死にもがいていくうちに、かつて”分不相応”だったのが
”分相応”になっていくことに気がつく
チャンスは一瞬で過ぎてしまうため、四の五の言わずに「やります!」と手を挙げる。図々しさが、チャンスを呼び込み、ゼロイチのキャリアを切り開くとのこと
「制約条件」こそアイデアの源
「自由な場所」にゼロイチはなく、「制約」があるから「脳」は動き始める
ゼロイチに着手するときは、まず「制約条件」を明確にしていく
制約条件は、”足かせ”でなく、アイデアのロケット台と意識する
税約条件があるから、そこから大きな発想が生まれやすい!
リーダーシップの根源は「情熱」である
理想のゼロイチを実現するためには「影響力」が不可欠
素晴らしいアイデアがあっても、そのアイデアの大きさに相応する「影響力」が
伴わなければ、それを実現することはできない。
ゼロイチは、すべて「影響力 × アイデア」のふたつがバランスしている
人々を動かすのは、「情熱」意外にはない
「ゼロイチをやりたい」という純粋な情熱さえあれば、リーダーシップに
必要なスキルは、後からついてくる
「計画」と「無計画」の間を進む
ゼロイチとは、常に”視界不良”のプロジェクトである
ゼロイチにおいては、「計画」と「無計画」の間に、進行管理の「正解」がある
目標は必ず「ゴール」から逆算して「飛び石」を通過点においていく
「飛び石」は、メンバーが120%の力を発揮すれば、ギリギリ到達できる
ポイントに置く
すべての計画を作るのではなく、その時点で柔軟に方向を決めていくのが
「計画」と「無計画」の間を進むポイントです。
まとめ
「0」から「1」を生み出す、ゼロイチの思考法について分かりやすい書籍です。
また、林さんのトヨタと、ソフトバンクの経験が書かれていて
自分でも体験したかのような、参考になる事例がたくさん書かれています。
新しいことにチャレンジする、ベンチャーな人でも、
これから、新しいことにチャレンジするサラリーマンでも
とても、参考になる1冊です。
Kindle版も出ているので、いつでも読めますね♪
是非、読んで見てください!