iBooksAuthorを試してみました! 5つのウィジェットと機能のまとめ


この記事の所要時間: 357



Appleから無料で提供されている電子書籍を簡単に作れるツール
iBooksAuthor」を、試してみました。


ちなみに、iBooksAuthorはLion(Mac OS X 10.7以上)が必須なので
うちのOSをアップデートすることから始まりました^^


最近は、AppStoreから簡単にLionOSにアップデートできます。
ポチッと押して1時間ぐらい放置でアップデートされました!


iBooksAuthorも、AppStoreからインストールできます。
起動するとテンプレート選択が表示されます。
これは、keynoteやpowerpointなどと同じ作りですね。


テンプレートを選択してから、文章を変更していくと
それっぽい書籍を簡単に作ることができます。


表紙、目次、用語集もテンプレートに含まれているので
ちょこちょこ設定するだけで簡単に作ることが出来ます。


段組も1段〜3段まで選べます。
ページレイアウトで、後からでも変更することができます。


写真も、ドラッグ&ドロップするだけで挿入されて
文字の回り込みも、インスペクタから変更することができます。


沢山の種類のウィジェットが用意されているのが特徴で
・ギャラリー
・メディア
・練習問題
・keynote
・インタラクティブ
・3D
・HTML

7つが用意されています。


今回は、3DとHTML以外試してみました。
3Dオブジェクトは、Freeのオブジェクト集のものを
試してみたんですが、うまく動きませんでした。
3Dはオブジェクト数などの制限もあるみたいです。

HTMLは、決まったフォーマットの
設定ファイルを作る必要があります。
とりあえず、簡単に試せるウィジェットを使ってみます。

ギャラリー ウィジェット

ギャラリーは、複数の写真を設定出来て
ギャラリー内でスライドショーとして動きます。
また、ピンチすると全画面でギャラリーが表示されます。

設定も、複数の写真ファイルを、ドラッグ&ドロップするだけです。
あとは、個別の写真にコメントを付けることも出来ます。

練習問題 ウィジェット

択一問題を簡単に作ることが出来ます。
2択〜6択の問題を作れます。
答えを設定しておけば、書籍内で簡単なテストを
作ることが出来ます。

ムービー ウィジェット

iMovieなどで作った動画を挿入できます。
mpeg4などのファイルを、ドラッグ&ドロップすると
設定が出来ます。
ギャラリー同様に、ピンチすると全画面で動画が再生できます。

keynote ウィジェット

keynoteで作ったスライドも、そのまま表示できます。
keynoteファイルを、ドラッグ&ドロップすると設定できます。
フリックで、スライドを送ることが出来ます。

インタラクティブ ウィジェット

画像に補足説明などを付けたいときに
インタラクティブを使うと簡単に説明を付けられます。
説明表示の際に、写真がズームされて見やすくなったりするので
写真内の解説をつけるには、インタラクティブを使うと良いと思います。

5つのウィジェットの紹介でした。
keynoteと同様に、ガイドも表示されるので
センタリングなどの配置も簡単にできます。

一覧表などもkeynoteと同じように作れます。


図形描画も挿入することが出来ます。
グラフも、簡単に作成出来ます。
操作もkeynoteと同様なので簡単です。


実際に作った書籍は、iPadで簡単にプレビューすることができます。


Macに、USBでiPadを接続して、iBooksを起動します。

プレビューボタンを押すと、簡単にiPadに表示することができます。


書き出しは、iBooksフォーマット、PDF、テキストに書き出せます。
iBookStoreに公開するのも出来るようです。
公開には販売者アカウントが必要なので、簡単にはできないかな^^

今回作ったiBooksファイルもサンプルで乗せておきます。
iPadのsafariで、リンクをクリックしてもらって
iBooksで開いてもらえれば、簡単に見られる思います。

 iBooksサンプルファイル

みなさんも、簡単に電子書籍が作れるので
是非、試してみて下さい。



関連記事: