ソーシャルメディア時代のハイパークチコミ


この記事の所要時間: 349


前回は、ソーシャルメディア時代になると
情報を取りに行くのではなく、情報からやってくる時代になるという事を
さとなおさんの著書「明日のコミュニケーション」を読んで思ったことを
BLOGにまとめさせてもらいました。

今回も、「明日のコミュニケーション」の中から
リクエストのあった、ソーシャルネットワークについて
BLOGに、まとめてみたいと思います。

ソーシャルネットワークとは、人と人が結びつきで出来た
ネットワーク(経路)の事で、人との繋がりをソーシャルグラフと言ったりします。
ソーシャルネットワークでは、インターネット上に人と人との
結びつきが、”見える化”されます。


ソーシャルネットワークが構築されると、
ソーシャルメディアとして、個人でも多くの人へ情報を発信できるし
もらった情報を有益な情報として共有することも出来るし
もちろん、ソーシャルネットワーク上から有益な情報を
もらうことが出来ます。前回書いた通り、情報からやってくるようになります。

最近は、昔よりもたくさんの情報が出ています。
何百倍、何千倍もの情報や広告が表示され、スルーされています。
100万人に同じ情報を伝えるよりも、興味のある100人に
必要な情報を伝え効率を求めるようになっています。

結局、マスメディア(たとえばTVとか)から多くの興味のない情報を
もらって必要な情報だけ選ぶよりも、ソーシャルメディアから
必要な情報だけ流れてくることが心地よくなってきます。

そのため、最近では企業もソーシャルメディアに
一員として参加して、ユーザーとの繋がりを作り
直接ユーザーと会話することによりエンゲージメント(愛着心、絆)を育てます。
この企業いいなとユーザーとの絆が出来ると、その会社の商品・サービスも
選ばれるし共感がわいて、友達にもお勧めするという事になります。

友達へのオススメの方法も変わってきています。
昔は、リアルなクチコミで広がっていきました。
たとえば、前日のTVの話を学校や会社で話すなどです。


その後、リアルなクチコミに、BLOGメディアなどが登場して
別の経路でも情報が広がるようになってきました。
BLOGにはトラックバックという機能があって
お互いにリンクを張って関連記事を書いて広がって行く
という情報の拡散がありました。ゆっくり数日をかけて情報が広がりました。


最近では、twitterやfacebook、mixiなどのソーシャルメディアが登場して
ハイパークチコミがされるようになりました。


日頃から接している友達の情報に共感すると、リアルタイムで
他の友達に共有されて、それが倍々ゲームで広がって行きます。
しかも、同じ趣味・嗜好をもった友達同士がつながっているので
共感を生む可能性が高く、より早く情報が拡散されていきます。

TVとかは、視聴率1%が100万人と言われていて、TVでCMを出せば
100万人にリーチすることが出来ますが、めちゃめちゃお金がかかります。
ソーシャルメディアで、自分が100人に情報を伝えたとしても、
その先の100人が、その先の100人に伝えたとしたら

  100人 x 100人 x 100人 = 100万人

で、個人でも100万人に情報を届ける事が可能になりました。

しかもコストもあまりかけなくて、この仕組みを使うことが出来ます。
発信する情報と、情報を受ける人が、共感を生むかというのがポイントです。

こんな素敵なソーシャルメディアの仕組みを、活用しないなんてもったいない。
情報も簡単にフィルタされてやってくるし、情報を共有するのにも役立つ。
企業もこれからたくさんソーシャルメディアを活用してくると思います。

まあ、あんまり難しいこと考えなくても、楽しんで使っていれば
便利に必要な情報がやってくるということで、人と人との繋がりを大切にして
コミュニケーションのプラットフォーム・ツールとして使えばいいのかなと^^

今回はちょっと長文になりました、また機会があったら
ソーシャルについて書いてみます。

もっと詳しく知りたい人は、さとなおさんの著書「明日のコミュニケーション」
読んでみてください。オススメです^^

さとなおさん書籍




ソーシャルメディア記事

ソーシャルメディアで、情報からやってくる時代に



関連記事: