この記事の所要時間: 約 4分23秒
ソフトバンクアカデミアの同志で、独立して書道家の前田さんが
プレゼンについての書籍を出版しました!
とても分かりやすく、参考になる書籍なので
気になったポイントを、まとめておきたいと思います。
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Amazonのビジネス企画の売れ筋ランキングでも、1位になっています!
最近は、Kindle版も出たので、いつでも手元で確認でき便利です!
また、社内資料と限定しているところも、分かりやすくなっていて
実務で、明日にも利用できて参考になります。
単行本
Kindle
ためになったポイントをいくつか紹介したいと思います。
詳細は、書籍を見てもらえば詳しく分かると思います。
本編のスライドは、5〜9枚にする
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タイトルや、途中のタイトル(ブリッジ・スライド)を除いた枚数は
5枚〜9枚が適切です。それ以上になるとよくわからないプレゼンになります。
沢山資料を作りたくなりますが、社内資料はシンプルが一番で
意思決定者も、短時間で意思決定をしたいと思っています。
詳細な説明資料は、Appendixとして質問されたら回答するために
後半に添付資料として、付けておくのがいいでしょう。
タイトルは13文字 以内
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人がぱっと見て、認識できる文字数は、9〜13文字と言われています。
スライド中も文字は、必ず13文字以内にするようにします。
また、表紙には日付や、どの会議資料なのかを明記しておくことで
改訂があった場合や別日のミーティングなど、資料の間違えを防止します。
2択を提案して選択率を上げる
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1案ではなく、2案を提案してオススメの案を提案することで
意思決定を、ポジティブな方へ働きかけます。
また、メリット・デメリットを、1枚のスライドにまとめることで
決裁者にとっても分かりやすいスライドになります。
プレゼン資料の色使いは、
ポジティブ : 青
ネガティブ : 赤
で、統一を行います。
また、強調したい時は、赤を利用します。
それ以外の色は、極力使わないようにして統一することで
分かりやすいプレゼン資料となります。
1スライドに、1グラフ
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複数グラフが、1スライドに入っていると、どれを見ていいのか分からなくなり
見ている人が混乱するため、シンプルに1スライドには、1グラフを表示します。
人の脳の作りで右脳はイメージ、左脳は言語を理解しやすくなっているため
左側にグラフを表示して、右側にメッセージを書くことで
ぱっと見て、理解しやすいスライドになります。
ここでも、ネガポジの色は、赤青で統一します。
PowerPointでは、棒グラフは1本ずつ色が変えられるのでいいのですが
keynoteの場合は、棒グラフは変更出来ないので、2つのグラフを作成し
組み合わせて表示します。
分かりやすい円グラフ
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円グラフの場合は、ワンカラー効果を狙って
強調したい部分のみ、中心から離して色を付けて表示します。
また、右側にイメージが分かる画像を出すことで
インパクトがある、スライドになります。
データ名は文字よりも、画像の方が読む必要もないので
すぐに見て理解できるスライドになります。
ただし、ぱっと見て理解しにくい画像となる場合は、文字の方が適しています。
まとめ
今回は、一部しか紹介していませんが、このようにカラー分かりやすく
書籍では、紹介されています。
13文字以内のルールや、ネガポジの赤青の色使いなど
スライドの作り方などは、社内だけでなく社外のプレゼンでも
テクニックは、活用できると思います。
見やすいプレゼン資料にするために、とても参考になると思います。
以前、プレゼンのコツをまとめた記事も、参考にしてみてください。
綺麗なプレゼン用スライドを作る、10のテクニック
http://blog.bot.vc/2012/01/keynote/
続:綺麗なプレゼン用スライドを作る、10のテクニック PPT版
http://blog.bot.vc/2012/01/ppt/
ビジュアルプレゼン術、6つのポイント
http://blog.bot.vc/2012/01/visualpresen/
分かりやすく、実用的な本なので、1冊手元に持っていることで
役に立つと思います。是非、見てみてください☆