この記事の所要時間: 約 6分10秒
最近、keynoteでプレゼン資料を作ることが増えてきました。
PowerPointで作成するよりも、keynoteで作る方が、フォントが綺麗だし
ガイドのラインも出て、配置も綺麗にそろえられるため
keynoteを多く使うことが増えてきました。
プレゼンの資料は、中身が勝負でテクニックじゃないのですが
あまりにも、見た目の悪いプレゼン資料だと、見てもらえないと
せっかく作った良い内容も、台無しになるので、
いままで本などで読んだ、テクニックをまとめておこうと思います。
まずは、サンプル用に作成したプレゼン資料です。
プレゼンテクニック
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ポイントについて、個別に説明していきます。
1.見やすいフォント
![Presen.002](http://blog.bot.vc/wp-content/uploads/2012/01/Presen.002-300x224.png)
フォントを見やすくするために、「ヒラギノ角ゴStdN 」を指定します。
このフォントにすると、太文字ではっきり見えるので、
プロジェクターに表示しても見やすくなります。
また、フォントの大きさも、72pt、64pt、48ptを使います。
バラバラの大きさを使うと、見にくくなるので、
スライドで使う大きさは、3種類程度にしておきます。
フォントの色は、灰色(フォントカラー選択の右上、右から3番目)を使います。
![color_gray](http://blog.bot.vc/wp-content/uploads/2012/01/color_gray-300x143.png)
黒だとハッキリしすぎて強調されるので、灰色を使います。
また、強調したい文字などは、青色や赤色を使います。
文字の配置は、中央よりも少し上にします。
配付資料であれば、中央で良いのですが
プロジェクター投影のプレゼンだと、下の方が見にくくなるので
中央よりも少し上に文字を配置します。
![grid1](http://blog.bot.vc/wp-content/uploads/2012/01/grid1-300x224.png)
また、キーメッセージは、文字だけを中央に表示します。
keynoteだとフォントが綺麗なので、文字だけでもかっこいい^^
キーメッセージは、13文字だと覚えやすく印象に残るそうです。
「人が一度に知覚できる範囲は9~13文字程度」なんだそうです。
2.写真のみでインパクト
![Presen.003](http://blog.bot.vc/wp-content/uploads/2012/01/Presen.003-300x224.png)
イメージが連想しやすい写真を1枚スライドに出すだけで
プレゼンの内容を分かりやすくして、印象に残せます。
タイトルは、上側に半透明の四角図形をおいて
その上に白文字で、短くメッセージを付けておきます。
画面いっぱいに写真がポイントです。
はみ出るぐらいまで大きさを指定するので
1024px × 768pxぐらいの解像度がある写真が必要です。
3.高解像度の写真がない場合
![Presen.004](http://blog.bot.vc/wp-content/uploads/2012/01/Presen.004-300x224.png)
高解像度の写真がない場合もあります。
その場合は、写真を邪魔しないように
周りに同系色の四角い図形を、最背面に配置して
画面いっぱいに、写真があるように見せます。
同じ色を指定するときには、カラーパネルを表示して
虫眼鏡アイコンをクリックすると、画面上にある
色を指定することが出来るので、写真の縁の色を
指定すれば、違和感なく背景色を指定することが出来ます。
![color](http://blog.bot.vc/wp-content/uploads/2012/01/color-171x300.png)
4.写真配置は左側
![Presen.005](http://blog.bot.vc/wp-content/uploads/2012/01/Presen.005-300x224.png)
写真と箇条書きや、写真と補足説明みたいなページを作る場合は
左半分に写真を配置して、右側に文字を配置します。
イメージは、左側にあった方が能が理解しやすいそうです。
5.画面イメージをうまく作る
![Presen.006](http://blog.bot.vc/wp-content/uploads/2012/01/Presen.006-300x224.png)
iPadやiPhoneなどの端末利用を、説明するときなどに
端末の画像に、写真などを組み合わせると分かりやすくなります。
写真の大きさがあわない場合は、マスクを使うと
大きさを自由に指定することが出来るので便利です。
また、最前面・最背面を、うまく使って裏側になってしまった
写真を表側などに持ってきて、配置して下さい。
![haichi](http://blog.bot.vc/wp-content/uploads/2012/01/haichi.png)
写真素材を探すには、Googleの画像検索が便利です。
![google_search](http://blog.bot.vc/wp-content/uploads/2012/01/google_search-300x237.png)
高解像度の写真を探すには、サイズを「大」で検索すると
探しやすくなります。
また、同じ写真を検索するには、写真を選んでから
「類似の画像」を選択すると、同じ写真が検索されてきます。
![ruiji](http://blog.bot.vc/wp-content/uploads/2012/01/ruiji-228x300.png)
6.比較表にも写真
![Presen.007](http://blog.bot.vc/wp-content/uploads/2012/01/Presen.007-300x224.png)
機能比較などに、表を使うときがあると思います。
その時に簡単に写真を、表に入れることが出来ます。
表示したい画像ファイルを、マスにドラッグ&ドロップすると
大きさもあわせて表示してくれるので便利です。
7.グラフは右肩上がりでシンプルに
![Presen.008](http://blog.bot.vc/wp-content/uploads/2012/01/Presen.008-300x224.png)
折れ線や棒グラフを表示するときには、右肩上がりの図を、入れるようにします。
また、余分な軸線(グリッドライン)は非表示にしてシンプルにします。
スライド上に、数字があると納得感が増すため
指標値などは、邪魔にならない程度に入れておきます。
8.写真を反射させる
![Presen.009](http://blog.bot.vc/wp-content/uploads/2012/01/Presen.009-300x224.png)
比較ポイント・機能・要点などは、必ず3つ作るようにします。
3つという数字は、非常に安定感のある数字です。
3つのイメージ写真で、スライドを作ると印象に残ります。
その際に、写真に反射を指定すると、ちょっと格好良く見えます。
反射を指定するときに、フォーマットバーを表示しておくと
反射や色の指定がすぐに出来るので便利です。
![formatbar](http://blog.bot.vc/wp-content/uploads/2012/01/formatbar-300x17.png)
デフォルトは表示されていると思うのですが
表示されていない場合は、メニューの表示から
フォーマットバーを表示を選択すると、メニューの下に表示されます。
![fotmatbar_select](http://blog.bot.vc/wp-content/uploads/2012/01/fotmatbar_select-162x300.png)
また、写真などを表示する際には、配置ガイド
(画像を動かすと表示される黄色い線)にあわせると
写真の大きさや、場所を綺麗に配置することが出来ます。
![grid3](http://blog.bot.vc/wp-content/uploads/2012/01/grid3-300x144.png)
3つの画像をすべて選択して、中央に揃えることも簡単にできます。
![grid2](http://blog.bot.vc/wp-content/uploads/2012/01/grid2-300x212.png)
9.セクション区切り
![Presen.010](http://blog.bot.vc/wp-content/uploads/2012/01/Presen.010-300x224.png)
プレゼン中に内容を、区切りたい時があると思います。
その際には、背景のテーマを変えて分かりやすくします。
株主総会などのIR資料でも、トピックスの切り替えに
よく利用されています。
背景のテーマはスライドごとに指定が出来ます。
![Theme](http://blog.bot.vc/wp-content/uploads/2012/01/Theme-214x300.png)
マスターは、空白を指定するとシンプルで作りやすいです。
![Master](http://blog.bot.vc/wp-content/uploads/2012/01/Master-300x250.png)
フォントの色を黒にしておくと、ハッキリするために
切り替えが分かりやすくなります。
フォントにも反射が指定できるので、セクション区切りの時には
指定して、ちょっと格好良く見せます^^
10.グラフの色を指定
![Presen.011](http://blog.bot.vc/wp-content/uploads/2012/01/Presen.011-300x224.png)
円グラフや棒グラフなどは、個別に色を指定することができるので
その項目にあったテーマカラーを指定すると
分かりやすい資料になります。
たとえば、コーポレートカラーや、製品ロゴの色などを指定します。
![graph_color](http://blog.bot.vc/wp-content/uploads/2012/01/graph_color-300x247.png)
ということで、今回はkeynoteのプレゼンテクニックについて
まとめてみました。
今回作った資料をkeynoteファイルでもダウンロード出来るようにしておくので
テンプレートなどにも役立ててみて下さい。
keynoteファイル
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